2017 - 01 - 20
「トップ」と「リーダー」は違います。リーダーはモテます。間違いなくモテます!それは何故でしょう?今回はその違いについてのお話です。
「トップ」と「リーダー」は違います。
「リーダー」は、モテます!
間違いなく、モテます!!
女性に好かれるタイプは、断然「リーダー思考」の男性です。
わたしもビジネスパートナーが男性で、一緒の時間を長く過ごすなら「リーダー思考」の男性との時間が心地よいです。
逆も然り。
男性に好かれるのも「リーダー思考」の女性です。
つまり、異性に好かれる努力と同じような努力を、チーム内ですることによって魅力的なリーダーになるわけです。
もう一度言います。
「トップ」と「リーダー」は違います。
その最も明確な違いが、視点の違いです。
その視点の違いが、その人すべての言動に繋がってきます。
あなたが本当にモテているのか、社交辞令で相手してくれているだけなのか・・・
実は、そういうこともわかってきます。
会話や言動から、その人が「トップ思考」なのか「リーダー思考」なのかが見えてきます。人格形成の「源泉思考」だと捉えても、過言ではないでしょう。
その視点の違いは「ピラミッド」と「サークル」の違いと同じです。
「トップ」は、ピラミッドの頂点であろうとします。そのため、指示系統はトップダウンです。
トップミーティングによる決定事項が、各チームに行動指針として下りてきます。
一方で「リーダー」は、サークル(円)の中心であろうとします。そのため、チームの意見を取り入れたミーティングが重要な位置を占めます。
このことをイメージしながら、次のお話を読んでみてください。
ある日のこと。
北風と太陽が、どちらが強いかで言い争いをしていました。
「オレは何だって吹き飛ばせるんだ!オレが一番強いんだ!」と、北風。
「確かに君は力はあるけれども、一番強いのはボクだよ」と、太陽。
どちらも譲りません。
ちょうどその時に、旅人が通りがかりました。
「じゃあ、あの旅人の着ている服を脱がせた方が勝ち!としよう」
「オレが、すぐに服を脱がせてやる!」
北風が最初に挑戦しました。
北風は思いっきり「ビュー」と、冷たい風を吹きつけました。
旅人は、急に吹いてきた北風に、寒くなって服をしっかり押さえました。
「まだ強さが足りないのだろう!」
さらに勢いよく冷たい風を吹きつけました。
旅人は「今日はなんて寒い日なんだ」と言いながら、さらに一枚服を重ねて着こみました。
それでも北風は負けまいと「ビュー」と、冷たい風を吹き続けました。
しかし、旅人は飛ばされないように服をしっかり押さえ、体を前かがみにして歩き続けます。
北風は、とうとう諦めてしまいました。
「今度はボクの番だ」
太陽はそう言うと、旅人をぽかぽかと暖かく、優しく照らしました。
旅人は「暑くなってきたぞ」と、重ね着していた上着を一枚脱ぎました。
そして、太陽はさらに優しい日射しを当て続けたのです。
歩いていた旅人は、汗ばんできて、ちょっとひと休みすることにしました。
太陽は、ここぞとばかりにジリジリと強い日射しで、旅人を照り続けました。
旅人は「こりゃ、たまらん!」と、服を全部脱ぎ捨てて、目の前にあった川に飛び込みました。
このお話は、イソップ寓話の『北風と太陽』です。
みなさん、もうお分かりかと思います。
組織やプロジェクトとまとめる立場において「トップ」は北風です。「リーダー」は太陽です。
「動きなさい」「意見を出しなさい」と言い続けているのは、北風です。
メンバーも萎縮してしまって、本来の能力を出せないどころか、当初の目的も果たせなくなってしまいます。
「動きなさい」「意見を出しなさい」とは言うものの、自分が持っている能力を先に出して与えているのが、太陽です。
人を動かす上で「トップ」か「リーダー」かという視点の違いは、重要になってきます。
太陽のように暖かく照らしながら、目的達成のために導いてゆく。
この視点さえあれば、日頃の言動も変わってきます。
日々の声かけのことばも変わってきますし、説明の方法も変わってきます。
女性を口説くときも、同様です。
力づくではダメですよ。
押し倒す男性が好きな女性もいますけどね。
優しく、見守りながら・・・自分の目的に導くイメージで。
お願いしますね。笑
ながたあいでした^^