私たちは、いつも「選択」の渦の中にいます。
いろんな「選択」を迫られます。

 

「行く」か「行かない」か。
「食べる」か「食べない」か。
「する」か「しない」か。

 

頭と身体の不一致現象は、往々にしてあります。

 

「富士山に登ってみたい！」と言いながら、休みも時間もあるのにお金がないせいにして、
まだ具体的な計画さえ立てていなかったり。
「身体に優しいものを食べたい！」と言いながら、お昼にカップラーメンを食べたり。
「信じたい！」と願っていながら、相手の言葉を最初から疑ってみたり。
「あなたのために！」と言いながら、自分本位の行動をしたり。
「変わりたい！」と思いながら、変わるための努力をしていなかったり。

 

 

それがダメだとか、口にすべきではないとか･･･
そういうことではなくて。

 

「自分が考えている以上に、自分の言動が伴っていない」という現実を認識することが、
自分をよりよく成長させるための第一歩だと感じます。

 

 

 

自分を成長させるための材料は、日々の生活の中にあります。

 

私たちはどうしても物事を「頭」で考えてしまいがちです。
失敗を避けるために、たくさんのことを頭の中でシュミレーションします。

 

こうなったらどうしよう。
こう思われたらどうしよう。

 

選択や決断を迫られたときに、リスク管理を含めて、
最悪の状態をイメージすることは大切なことですが、
度が過ぎるとどうしても前に進めなくなってしまうことも多々あります。

 

周りの目を完全に気にしない･･･とは言わないまでも、
もし失敗したら「修正」すればいいやという気持ちでいたら、
最初の一歩のハードルが随分と低く感じます。

 
とりあえず、やってみる。
そして、軌道修正する。

 

そのことをここ何か月かは、身をもって感じています。

 

 

 

「迷ってるヒマがあったら、やってみなさい！」

 

ある方に言われました。
本当にその通りで、
いくら迷っても、いくら考えても･･･
行動を起こさない限り、改善すべき点も修正点も見つからないのです。

 

頭で考えていることを素直に身体で表現できるようになったら･･･
漠然とした不安も少しは解消していけるのではないでしょうか。

 

 

 

私ははっきり言って、ビビリです。笑
自分でも驚くほど、小心者なのです。
それでも、それをわかった上で少しずつでも前に進む努力はしているわけです。
その原動力は、応援してくださる方々の想いだったり、支えてくださる方々への感謝だったり･･･。

 

よちよち歩きだったとしても
動いてみないことには、応援したい！力になってあげたい！と思ってくれている人が
どうにも手の貸しようがない･･･ということが、私にもようやくわかってきたわけです。

 

そう考えると、最近は「失敗したら違う方法を考えたらいいや～」と
以前よりは少しラクに物事を捉えることができるようになってきました。

 

 

「やってみないとわからない」

だって。
みんな答えを知らないのですから、ね。