2017 - 07 - 01
日本にも古代文字があったのをご存じですか？ 縄文時代からあった「ヲシテ文字」。この素敵な心のこもった絵をプレゼントしてくれた方から、また一つ大切な何かを教えてもらいました。
漢字文化以前の日本で
縄文時代より使われてきた文字で
「ヲシテ」文字と呼ばれる
古代文字があるそうです。
このヲシテ文字の書かれた絵を…
いつも笑顔を届けてくださる素敵な女性に
いただきました！！
おひさまの周りにある
象形文字のようなものが
「ヲシテ文字」だそうです。
◆「ヲシテ文字」とは？
私自身「ことば」に興味があるものの･･･
この『ヲシテ』という文字の存在は
全く知らず･･･
お恥ずかしい限りです。
はい。
ですが「無知の知」とはよく言ったもので
”無知だからこそ学べばよい！”
ということですよね。笑
このヲシテ文字ですが
検索して調べていると･･･
いろんな文献や調査をされている団体を発見しました。
「日本ヲシテ研究所」
１万年以上前から
実は日本で
文字を使ったコミュニケーションを
とっていたのですね～。
日本にも古代文字があった！！
そして、それが今でも残っている。
なんだか驚きです！
◆「あわのうた」の合理性
そして、このヲシテ文字を使った
「うた」がありました。
それがいただいた絵にも書いてある
「あわのうた」です。
内側から円を描くように
外側へ向かって読んでいくそうです。
平仮名で表記すると
次のようになるそうです。
あかはなま
いきひにみうく
ふぬむえけ
へねめおこほの
もとろそよ
をてれせゑつる
すゆんちり
しゐたらさやわ
正直、意味は全くわかりません。笑
しかしながら、なんとなく耳心地が良くありませんでしたか？？
私だけでしょうかｗ
なぜか、
懐かしいような
もどかしいような･･･
そんな気がしました。
この「あわのうた」は
約6000年前の縄文時代に書かれたと言われています。
私のイメージの縄文時代は、
木の実を採取したり
狩りをしたり。
そんな原始的なイメージばかりで
文字を使って生活していたとは
夢にも思わなかったわけです。
しかしながら、
この「あわのうた」を調べているうちに
私が懐かしく感じた
その”理由”が
なんとなくわかってきました。
◆日本語に適したリズム音感
声に出して読むと、
リズム感があることに気が付くと思います。
あかはなま
いきひにみうく
ふぬむえけ
へねめおこほの
もとろそよ
をてれせゑつる
すゆんちり
しゐたらさやわ
五七調ですね。
俳句や短歌でもそうであるように、
日本語は５音と７音のリズムと
とても相性がいい。
その５音と７音の繰り返しのリズムなので
耳に心地よい調べとなっているんですね～。
さらに驚くべき発見が！！！
◆現代の五十音の基礎
先ほどの「あわのうた」を
次は５音ずつ区切ってみます。
一定の法則が見えてくるでしょうか？
あかはなま
いきひにみ
うくふぬむ
えけへねめ
おこほのも
とろそよを
てれせゑ
つるすゆん
ちりしゐ
たらさやわ
この状態で規則性を見つけられた人は
素晴らしい！！！
（私はわかりませんでした笑）
まず、前半と後半に分けます。
前半は、最初の行から縦に読んでみてください。
後半は、最後の行から縦に読んでみてください。
【前半】
あかはなま
いきひにみ
うくふぬむ
えけへねめ
おこほのも
【後半】
とろそよを
てれせゑ
つるすゆん
ちりしゐ
たらさやわ
ん？
いかがでしょうか？
「あいうえお、かきくけこ･･･」と
五十音順になっていませんか？？
この前半と後半に分ける理由も
“意味”があるそうですが…
それはまた次回。
念を押しておきますが、
この「あわのうた」は
縄文時代に生まれたものです。
このうたにどんな背景があったのか
続きは次回触れようと思います。
取り急ぎ、
この興奮をみなさまにお伝えしたくて^^
◆◆ながたあい
https://m.facebook.com/aiaimonkey888
◆◆ギョーカイのネタ帳 (過去放送分)
https://itunes.apple.com/jp/podcast/nagataainogyokainoneta-zhang/id1182842097