2016 - 12 - 25
目に見えるモノにはお金を払うのに、目に見えないモノにはお金を出し渋る人。そんな人を今まで結構見てきました。「時間を売る人」と「時間を買う人」。原価がある時間は存在するのに・・・。目に見えないモノ=自分の時間を切り売りして生活している人は、そこをキチンと相手に理解してもらう必要があるかもしれません。
「手に職」を持つプロに
「無償」で仕事を頼む人がいます。
目に見えているモノには
お金を出すのに
目に見えないモノには
お金を出したくない・・・
そんな心理でしょうか。
税理士法人勤務時代から
「支払う=モノ」としか
捉えていない人が
多いような気がしていました。
原価かかってないやろ?
それぐらいいいやん?
目に見えないモノを
売って生活している人は、
その専門性の習得のために
膨大な「時間」と「お金」を
費やしています。
決して「今すぐ」には
できないことばかりです。
「手に職」の人たちの原価は・・・
モノよりも
もっと高いかもしれませんね。
だってそんなの簡単にできるやん?
もし、あなたが
本当にそう思うのであれば、
一度自分でやってみるのが
一番良いですね。
「技術料」というのは
目に見えにくいので
「気持ち」に換算されがちです。
いつも良くしてるんだからタダでしてよ~。
私たちは「気持ち」が大好物です。
断ると「気持ちがない」となります。
原価の問題はそっちのけで。
言うまでもなく、
世の中で一番高いのは「人件費」。
多くの人が「時間」を切り売りして
生活しています。
そんな中で
その道のプロが
長い年月をかけて得たモノを
長い年月をかけずに「得る」からこそ
そこに「料金」が発生する。
自分がこれから習得するその「時間」を
大幅に短縮させるために「対価」を払う。
自分の今まで蓄積してきた
「時間」を売る人がいて
「時間」を買う人がいる。
プロの技術は明らかに
「原価のある時間」です。
時間は有限です。
なので効率良く分担する必要もあります。
効率良く分担するからこそ
長期的にみると
コスト削減につながったりします。
見えないからこそ・・・
ソコが難しいのかもしれませんが。
ながたあいでした^^