2017 - 07 - 02
『ホツマツタエ』は古事記・日本書紀の原典ともいわれています。その『ホツマツタエ』に記載されていたのが「あわのうた」です。この「あわのうた」はイサナギ・イサナミがつくったとされています。
日本の古代文字である「ヲシテ文字」の存在を
人生で初めて知ることとなりました。
あの絵をプレゼントしていただけなかったら
私は一生知ることがなかったかもしれません。
いろんな方から
いろんな学びがある毎日ですね。
ありがたいことです^^
さて、今回は前回に引き続き
「あわのうた」の感動を
お伝えしようと思います。
本日もどうぞお付き合いくださいませ。
◆「あわのうた」起源
参考:株式会社日本翻訳センター 「ホツマツタエ」
これが「あわのうた」の
平仮名表記にしたものです。
あかはなま
いきひにみうく
ふぬむえけ
へねめおこほの
もとろそよ
をてれせゑつる
すゆんちり
しゐたらさやわ
昔々の文献で『ホツマツタエ』という
書物があります。
『ホツマツタエ』は、
古事記・日本書紀の原典ともいわれています。
その『ホツマツタエ』に
記載されていたのが
「あわのうた」です。
そして、
この「あわのうた」は
イサナギ・イサナミがつくったとされています。
以下、その部分の概要です▼
第6代目の神様である「オモタル」は、残念ながら子に恵まれませんでした。
そのため、死後は次第に国が乱れていきます。
農業が盛んであったにもかかわらず、
天候にも恵まれず、食料不足で頭を抱えていました。
あちこちで争いが起こり、無秩序な状態になってしまいました。
その最も大変な時期に、
高天原(たかまがはら)から
指名されたのが
「イサナギ」と「イサナミ」でした。
この2人が、
第7代目の神様となりました。
そこでイサナギとイサナミは
まずは
『「ことば」を正すことが重要』
だと考えました。
みなが通じる言葉を
持っていないことが、
争いの根本であると
考えられたのでしょう。
イサナギとイサナミの2人は、
「ア」から始まり「ワ」で終わる
五七調の美しい歌を創ったのです。
(「アワのうた」ですね)
上の24音をイサナギが歌い、
下の24音をイサナミが歌い、
音声の標準化を図ったそうです。
そして、全国を巡りながら
この「あわのうた」を教えて
農業普及と国の再建に
尽力されたということです。
◆古代日本の言霊信仰
昔から「ことばには力が宿っている」
という考え方がありますね。
それは私自身も感じます。
毎日「つかれた」「つかれた」と口にする人と
いつも「ありがとう」「ありがとう」と
他人に心から感謝している人では
その人を取り巻く周囲の環境は
大きく違っていても
そう驚くようなことではないでしょう。
しかしながら、
今回初めて知った「ヲシテ文字」と「あわのうた」。
古代日本人の文字への意識の高さを
改めて知ることができました。
昔の人は頭が良いなぁ~。
ここに挙げたのはほんの一部で
かつ、概要でしかありませんが・・・
調べれば調べるほど
奥が深いようです。
並び方やリズムだけでなく、
ことばの元素を的確に分析し、
その1字の意味までも考慮して
使いこなしている。
1万年経った現代の私は・・・
何も進化しておらず、
むしろ、そういうことを感じ取る感性が
退化している一方かと・・・
大昔の祖先に
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。笑
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